あの人は、強くて、優しい。

冷たそうに見えるけど、実際はそうではない。

けれど―





あの人が見ているのは、私ではない…







雨のち晴れ







第一印象は、冷たそう。

けれど、いつもいつも、大切な人を必死になって探していた。


…そんな姿が格好良くて、段々あの人に惹かれていく自分がいて。


恋とか愛とか、よく分からないけど


他の人には感じない気持ちだった。




けれど、あの人はただ一人の人しか見ていないことを、知っていた。

それが悲しくて、苦しくて



でも、仕方がない、って思っていた。


過ごした時間も、親しさも、全て、敵わないから。

この想いは、自分の胸に閉まっておこうと


そう思った。




だけど、想いは募るばかりで。


苦しくて、沢山泣いて。



心の中は、涙の雨でいっぱいになった。



一人で抱えるのが辛くなって、とうとう、仲間の一人に打ち明けた。


その人は、私の話を真剣に聞いてくれた。

そして私に、こう言ってくれた。



―自分の気持ちを抑えるのは難しいし、辛い。
けれど、拒絶されるのが怖いのもよく分かる。

最後に決めるのは自分自身。
だけど、どんな結果になっても、決して後悔しないなら…

それが、一番良い。











私が、後悔しないように。


どうするべきか。









考えに考え抜いた。

そして、私はとうとう答えを出した。







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自分の気持ちに素直になろう。


可能性は低くとも、きっとゼロではないから。


このまま苦しみ続けるよりも、ずっと前向きだから。





そう決めたら、心の中がすっきりして、晴れ渡る空みたいになった。



















あの人に伝えよう。

















―私は、あなたが好きです、と。






end.







ヴェイアニは、アニーの片思いっぽい感じがします・・・。