「愛してる。」
何度、その言葉を聞いただろうか。
聞くたびに何だかむずがゆくて、
とても恥ずかしくて、
…でも、うれしかった。
I hope…
「リッド、愛してる。」
躊躇いもなく口から発せられる言葉。
「…バッかじゃねぇの?」
それに素直になれなかった自分。
決して本心からでた言葉ではない。
ただ、あの時の自分は臆病で、無知で。
照れ隠しのために、彼を冷たくあしらっていた。
「愛してる。」
分かっていたんだ、本当は。彼が本気だったこと。
その気持ちに向き合えなかった弱い自分がいたのも確か。
どうして、言えなかったんだろう。
たった一言、それを言えば、
こんな思いをしなくてすんだかも知れなかったのに。
「…キール」
呟いた名の人物は、どこにいる?
「キール」
呼び掛けに応じるものはいない。
「キール」
ここにはいないの?
「キール」
否。いるのだ、目の前に。
「キール」
冷たい石像となった彼が、ここに。
『キール=ツァイベル、ここに眠る』
最期まで
言うことはなかった言葉。
「キール」
今更何を思う?
今更何を願う?
こんな大馬鹿者が。
「キール」
なぁ、もう一度、
「キール」
言ってくれよ。
「…キールっ」
今度は、ちゃんと言うからさぁ。
「何とか言えよっ…」
どんなに祈っても、
どんなに待っても、
「この・・・・馬鹿野郎」
思いが伝わることは、二度とない。
ぐあ・・・・・。やばいよこの文章。
おかしいなあ、また予定とちょっと違った・・・。
というわけで、1234キリリク、キルリ痛い系小説です。
いや・・・・、痛い系書いたの久々だ・・・・。
ちゃんとリクエストどおりになっているでしょうか・・・。
歩さん、お待たせしてしまってすみませんでした。
どうぞもらってやってください。