幼い頃、兄は英雄だった。
強くて、頭も良くて、全てにおいて非凡で。
自分にも他人にも厳しく、そして優しかった。
それを表面に出すことは、ほとんどなかったけれど。
そんな兄に、ずっと憧れていた。
自分を守ってくれた兄。
自分を助けてくれた兄。
自分の過ちを諭してくれた兄。
いつか自分もこんな風に
兄のようになりたい―
いつからだろう?
兄を偉大に感じなくなったのは。
兄から侮蔑と蔑みの目で見られるようになったのは。
いつの日か、英雄は姿を消した。
目の前にいる人物からは、憎しみと悲しみしか沸き上がらない。
ああ
俺の英雄は、何処へ行ってしまったのだろうか。
果てしなく短いです(汗)
書き直したい・・・・・。